2017年4月
変形性膝関節症(股関節の筋編)
こんにちは、
Adettoの森です。
更新が遅くなりまして申し訳ございません。
今回のテーマは「股関節の筋」です。
股関節の筋肉には大きく分けて、大腿四頭筋、ハムストリングス、縫工筋、薄筋、膝窩筋、腓腹筋があります。
大腿四頭筋(二関節筋)
*二関節筋とは、二つの関節にまたがっており、一方の関節で伸展し、もう一方では短縮するというような複雑な
筋活動が行わており、短縮と弛緩のタイミングがずれたときには損傷が起こしやすい骨格筋でもあります。
起始:下前腸骨棘
停止:膝蓋骨
作用:OKCとしては、膝関節伸展、膝蓋骨後傾、股関節屈曲に作用
CKCとしては、膝関節伸展、膝蓋骨後傾、骨盤前傾に作用
*OKCとは、開放運動連鎖ともいわれ、非荷重位での単関節運動をいいます。
*CKCとは、閉鎖運動連鎖とも言われ、荷重位での多関節運動をいいます。
変形性膝関節症(膝蓋大腿関節の運動編)
こんにちは、Adettoの森です。
今回は引き続き、変形性膝関節症の「膝蓋大腿関節の運動編」になります。
膝蓋大腿関節の運動は、屈伸運動の際に、大腿骨の膝蓋大腿関節面上を膝蓋骨が
滑動することをいいます。
膝屈曲時に膝蓋大腿(PF)関節圧は上昇し、最大屈曲時で最大圧となります。
膝蓋大腿関節運動には、Q角というのがあり、Q角とは、大腿骨長軸と膝蓋腱長軸のなす
角度をいいます。
Q角が大きいと膝蓋骨は膝関節伸展時に外上方に亜脱臼する傾向があります。
大腿骨の外顆隆起、内側膝蓋支帯の張力、半月膝蓋靭帯の張力が十分であれば亜脱臼は
しません。
膝関節屈曲時ではスクリューホーム運動によりQ角が減少することに加え、
膝蓋骨が大腿骨関節面に圧迫固定されて安定するために圧脱臼しません。
出張パーソナルトレーニング専 Adetto
TEL:03-3715-2808(24時間電話受付対応)
E-mail:info@adetto.jp
HP://www.adetto.jp/
変形性膝関節症(膝蓋大腿関節の構成体)
こんにちは、Adettoの森です。
久しぶりの更新となってしまいました…
今回のテーマは「膝蓋大腿関節の構成体」です。
膝蓋骨
上縁には膝伸筋である大腿四頭筋が付着し、下縁には膝蓋腱が付着しています。
関節面は関節軟骨に覆われ、膝伸筋の伸展効率を高める機能があります。
大腿骨顆部
膝蓋骨関節面と適合し、PF関節を形成しています。
関節面は関節軟骨で覆われています。
膝蓋腱(靭帯)
膝蓋骨下縁から脛骨粗面に連なり、膝伸筋の牽引力を脛骨に伝達しています。
出張パーソナルトレーニング専 Adetto
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